アジアで矯正歯科に通うのは、欧米ほど一般的ではありません。
アジア人は欧米人に比べてもともと歯並びが良くないので、矯正歯科の必要性はむしろ高いくらいですが、アジアでは欧米のように歯並びがさほど重視されてはいないという事情があるため、矯正歯科は多くはありません。
しかし近年は、アジアでも歯列矯正する人が増えつつあります。特にタイでは歯列矯正がブームになっているようです。歯並びの矯正ができるということ自体がステイタスとなり、あえて目立つ矯正器具をつけることが流行っているようです。中にはアクセサリーとして、歯に何の効果もない歯列矯正器具状のワイヤーを付ける人々もいます。
もちろん、矯正歯科で歯列矯正を目指す人が大半ではあります。