顎(がく)とは

顎(がく)とは、口の一部であり頭の下部でもある体の一部です。骨と筋肉で出来ています。

上顎と下顎でできていますが、ヒトは下顎の稼動性が高いことが特徴で、下顎を繰り返し動かすことで食べ物を咀嚼しています。

顎の先端のとがって突き出た部分をオトガイと呼びますが、これもヒトの特徴です。上顎骨は頭蓋にきお呈されていて、下顎骨は左右の側頭骨と連結しています。口を開けるときに使う筋肉には舌骨上筋や舌骨下筋、胸鎖乳突筋が、口を閉じるときに使う筋肉には咬筋や側頭筋、外側翼突筋(がいそくよくとつきん)や内側翼突筋などがあります。顎関節は左右に1つずつあり、頭の骨のくぼみにオトガイがはまり込む構造です。食べ物を咬んで顎を動かすと両耳の前が動きますが、これが顎関節です。

顎は、ヒトが食べ物を食べるために大きな役割を担っています。

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